【Mac】ssh-agentを使ってパスフレーズの入力を省略する
sshやらgitへのpushやらで毎回パスフレーズを入力するのが嫌で過去に
http://blog.malor.net/entry/ssh-agent-step1blog.malor.net
こんな記事を書きましたが、セキュリティ上あまり良くないようです。
(パスフレーズを解除するので当然といえば当然)
じゃあどうすんだ!と知人に聞いたところ、
「ssh-agent」なるものを使えばパスフレーズの入力は不要!と聞いたので、早速 ssh-agent を設定しました。
ちなみに ssh-agent というのは
SSHサーバに接続するときに秘密鍵に設定されているパスフレーズの入力を代わりにやってくれるアプリケーションとのこと。
(コチラのサイトさんで詳しく説明されていました。)
面倒なパスフレーズの入力を代行してくれるだなんて、なんて素晴らしツール!
鍵の登録
さて、そんなわけで便利な ssh-agent さんですが、しっかり働いてもらうには秘密鍵を登録してあげなくてはいけません。
鍵の登録には次のコマンドを使います。 「~/.ssh/id_rsa」の部分に秘密鍵のパスを指定してください。
$ ssh-add -K ~/.ssh/id_rsa # 秘密鍵のパス Enter passphrase for /Users/user/.ssh/id_rsa:
-Kオプションを付けないとコンソールを開くたびに再設定が必要になるので注意!
鍵を登録したらちゃんと登録されたか確認しておきましょう
登録した鍵の確認
$ ssh-add -l 2048 SHA256:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx /Users/user/.ssh/id_rsa (RSA)
登録した鍵のパスが表示されていればオッケーです。
これでセキュリティレベルを落とすことなく、コトあるごとにパスフレーズを打つという煩わしさもなくなりました!
VIVA! ssh-agent!!